シカモン FP2級

FP2級の法令基準日と2026年度の改正点

最終更新日:法令基準日:

FP2級は、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継、金融資産運用など、法令や税制の細かい内容を扱う分野が広い試験です。制度の数字を少し古い教材のまま覚えていると、計算や正誤の判断でずれが出ます。このページでは、「いつの時点の法令で答えるのか」という法令基準日の見方と、2026年度の受検で確認しておきたい改正点を、公的な出典つきで整理します。試験全体の流れはFP2級の全体像にあります。

ここに書いた数字と日付は、2団体と官公庁の公式ページを開いて確かめたものです。取り上げるのは主な改正点に絞っており、網羅はしていません。

法令基準日とは?FP2級の問題が拠りどころにする日

法令基準日は、出題の正解を「どの日に施行されている法令で判断するか」を決める日です。公式の案内にある考え方は、次のとおりです。

つまり、基準日より後に施行される改正は、その試験の正解の基準にはなりません。一方で、時事的な問題が出る可能性はあるため、あとで施行される制度も「何がどう変わるか」だけは頭に入れておくと安心です。

出典:日本FP協会 2級の試験概要、きんざい 法令基準日

受検時期ごとの法令基準日:受検する日で変わる

FP2級は学科も実技もCBT方式で、実施期間のあいだ任意の日に受けられます。ただ、同じ年度でも受検日しだいで、基準になる日が切り替わります。

今年度の実施期間は、次のとおりです。

学科と実技を別の日に受ける人は、それぞれの受検日がどちらの基準日になるかを確認してください。5月下旬の休止期間(5月24日〜31日)をまたぐ予約は、とくに注意が必要です。

このあとの改正点は、基準日が2026年4月1日の受検を前提に読んでください。

出典:日本FP協会 試験日程、きんざい 法令基準日

2026年度に押さえたい改正点:年金・NISA・不動産

ここに挙げる改正は、基準日の2026年4月1日にはすでに施行・適用されているものです。この基準日の受検では、改正後の内容で答えます。

年金とNISAの改正点

不動産の改正点

不動産の分野には、区分所有法や登記、不動産にかかる税金の改正があります。数字の入れ替わりが多いので、改正前後を並べて確認しておきたい部分です。

所得税の控除の改正:施行日が基準日より後になる点に注意

所得税は1年単位で計算する税金で、ここでは2026年分(令和8年分)の値を示します。

この施行日は、法令基準日の2026年4月1日より後です。そのため、試験でこの改正後の値と改正前の値のどちらを基準に答えるかは、ここでは決めつけません。受検する試験団体の案内や公開されている情報で確認してください。

課税所得の計算では、所得控除の額がそのまま結果に響きます。計算の手順を覚えるときは、「どの年分の控除額を使う問題か」を問題文から読み取る習慣をつけておくと、改正の影響を受けにくくなります。

基準日より後に変わる予定の制度:iDeCoなど

こちらは、2026年4月1日の時点でまだ施行されていない改正です。この基準日の受検では、施行前の制度で答えます。

iDeCoは、年金の分野とタックスプランニングの両方に関わる定番の論点です。基準日より後の施行でも、「いつ、何が変わる予定か」は整理しておきましょう。基準日が2027年4月1日の受検からは、その日までに施行された改正も対象に入ります。

改正に振り回されないための準備

学習計画はFP2級の勉強時間と進め方、予約の流れはFP2級の申込とCBT予約のやり方、実技の形式はFP2級の実技試験にあります。3級の基準日はFP3級の法令基準日と2026年度の改正点にまとめています。

シカモン FP2級での法令の扱い

シカモン FP2級は、図の教科書と問題集をひとつにしたFP2級アプリです。内容は2026年4月1日の法令基準日に合わせています。所得税のように年単位の計算は2026年分(令和8年分)の値で、基準日より後に変わるものは、基準日時点の内容で説明したうえで変更の時期を添えます。法改正があればアプリ内で更新します。

制度や法令は今後変わることがあります。食い違いがあるときは、出典に挙げた公式ページを優先してください。

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